素敵なジンクスを結婚式で行うのはいかがですか?
世界中には誰かの幸せを願う想いが込められたジンクスがたくさん存在する中で
結婚式でとても有名なジンクスはやっぱり【サムシングフォー】。
サムシングフォーとはヨーロッパで古くから伝えられてきた幸せのおまじない。
「新しいもの」「古いもの」「借りたもの」「青いもの」
サムシング・ニュー(何か新しいもの)は新しい人生、未来へ踏み出す第一歩として身に付けます。
サムシング・オールド(何か古いもの)は経済的安定や豊かさを祖先から引き継ぐという意味。
サムシング・ボロウ(何か借りたもの)は幸せな結婚生活を送っている人の幸せにあやかろうというもの。
こちらはブーケトスの意味合いと少し似ていますね。
そして最後にサムシング・ブルー(何か青いもの)は青いものを身に着けるという事。
青いものは純潔や清らかさの象徴を表しています。
サムシングブルーと同様に色にちなんだヨーロッパで有名なジンクスをひとつご紹介。
【ハッピーオレンジ】というジンクスです。
このハッピーオレンジとはどんなジンクスなのでしょうか。
ギリシャ神話では、天帝ゼウスが結婚する際に女神ヘラに贈った花がオレンジの花なのだそうです。
この神話を元にコサージュを花嫁の頭に着ける習慣が始まったといわれています。
また、古代ヨーロッパでは、オレンジは美しく豊かな実がたくさん実る事から
「女性」や「多産」のシンボルとされてきました。
「花嫁を守り幸せに導く力がある」と言われ神話から言い伝えられた幸せのジンクスとなっています。
ハッピーオレンジは19世紀から20世紀前半頃のヨーロッパでは、
婚約した男性から女性へ贈っていたのがオレンジの花だったと言われており、
プロポーズの際、男性から女性にオレンジの実を贈ったり、結婚式の際は、
お守りとして花嫁がオレンジの花の髪飾りを身に付けたりしていました。
オレンジを用いた習慣は現在も引き継がれ、
ヨーロッパの結婚式では「ハッピーオレンジ」のジンクスを取り入れることも多いようです。
ヨーロッパだけでなく日本でもオレンジは縁起物とされているのはご存じでしょうか。
冬になるとオレンジは綺麗なオレンジ色になり食べごろに!橙は実が熟しても木から落ちることなく、
次の年夏にはまた実をつけるので、
お正月の飾りにされていて「代々栄える」 という意味を込めての縁起物とされています。
また、ヨーロッパでも縁起物とされていて オレンジの実を持って大切な人にプロポーズしたり、
花嫁がオレンジの花を髪飾りとして結婚式で身につけたり!
オレンジはたくさんの実をつけるので、 子宝に恵まれる、「子孫繁栄」などのシンボルとされています。
そして 「花嫁の喜び」という花言葉をもつオレンジは花嫁にはもちろん
結婚式にとても適した花であることが分かります!
またオレンジの花言葉は「花嫁の喜び」のほかにも、純白、親愛、清純、寛大などがあり
幸せを象徴する花です。
そしてオレンジの花が咲く時期は5月から6月!
6月といえばあの有名なジンクス「ジューンブライド(June bride)」
ジューンブライドの6月に開花するオレンジの花はとても縁起のいい花といえるのではないでしょうか。
世界中にあるジンクスのすべてが幸せになれるようにとの願いが込められています。
あなたに合ったジンクスを結婚式に行ってみるのも素敵な想い出になりそうですね♪